旅館業参入は本当に難しい。

1月のお話が続きます。

転貸での簡易宿所経営をずっと模索していますが、なかなか手詰まり感のあった1月中旬。代行業者さんから物件情報を仕入れるのは今後難しくなっていくだろうと想定していた私は、視点を変えて、行政書士さん側からのアプローチはどうかと考え始めていました。

簡易宿所の許可を得る際に、行政書士さんに15~30万円程度の費用を払って様々な手続きを依頼するのが一般的なので、各保健所の状況にも詳しいはずです。

しかし、「物件情報取得」が最終的な目的ですので、不動産業者とのネットワークがない行政書士さんではあまり意味がないですし、まずは、福岡で民泊・旅館業の相談を掲げていた行政書士さんをいくつかピックアップし、コンタクトをとってみることにしました。

その時に出会ったのがA行政書士さんです(許可とってませんので、伏字ですいません)。なんと前職が不動産管理会社にお勤め。しかも、福岡で収益不動産を所有していたら一度は「管理をうちに任せませんか?」のDMを受け取ったことがあるであろう、Aウィンにお勤めだったとのこと。最近新規に行政書士として開業されたばかりでしたが、HPから感じられる民泊・簡易宿所業への造詣の深さは、ほかの行政書士さんとは比べ物になりませんでした。

一般に、代行業者さんも行政書士さんも、ノウハウを隠そうとするのが民泊・簡易宿所業界だと感じています。不動産であれば、とにかく買ってもらえるのが利益に直結しますので、初心者でもわかるように不動産会社も積極的に情報開示しています。また、成功している先人たちも、ノウハウを公開してもバッティングすることが少ない(誰でも買えるものではない)ので、特に気にせず快く教えてくれますし、そうした先人が書いた書籍も多く発行されています。

しかし、合法民泊について言うと、代行業者も合法物件なら自分たちでほしいし、成功している先人たちも特に大きな借金は必要ないのでいくらでも追加契約して戸数を増やしたい欲求があり、情報を独り占めしたいので外に出さない。そういった情報の囲い込みが進んでいるなかで、A行政書士は合法民泊運営に関するかなり深いレベルの情報を、文字通り「公開」されていたことも、非常に信頼感が高く好感を持った理由です(上から目線ですいません)。

HPから問い合わせてアポを取り、すぐに近所のジョイフルで顔合わせさせていただきました。A行政書士は、開業されて間もないということもあり、これから頑張っていこうという熱意にあふれた方でした。現在の福岡の民泊・簡易宿所事業に関する情報共有をさせていただきまして、手さぐり状態の旅館業進出のための一筋の光明を見つけた思いでした。

ただし、直接的にこういった出会いや面談から即物件が見つかったりすることはなく、お話を深めていく中で「旅館業、簡単じゃないな」という思いをなお一層強くした面もあります。とはいえ、自分の進みたい道に関して、なにかしら自発的に動いていると、最低限前に進んでいる実感があり、それだけでも気持ち的には救いになります。A行政書士との出会いはそういった意味で非常に貴重なものでした。今でも、たまにお会いしたり、定期的にメールいただいたり、情報交換を行っています。

1月後半、次期社用車納車と願掛け旅行。

そんなこんなでA氏と知り合うことになる直前、とうとう次期社用車が納車されました。インプレッションおよび、1月後半に泊りがけで行ってきた願掛け旅行について、次回はお話しします。