続きです。

1棟目融資OK

A社にS銀行(今更ですが、伏せ字。理由はページ後半でわかります)の申込書を渡し、1週間程度でA社担当(いらない情報ですが美人女性)から、運転中に電話が入りました。

「おめでとうございます!融資OKでました。つきましては、今後の手続きのために・・・」

 

あー、あっけない(笑

 

何年も苦労したのは何だったんだ。でもそんなもんですね。

 

今なら、「とにかく動け。動けば何かしら結果がついてくる」と断言できますが、当時の私は座して悶々と悩むだけの文学青年みたいなところがあったので、こんなに時間がかかってしまいました。不動産投資を知ってから、一棟目の購入まで7年くらいかかってます。

 

思ったほど出遅れていない?

その後、A社と段取りの上、契約日と金消契約の日と決済日を決めます。

 

契約はA社応接室で。売主さんは福岡市内で会社を経営されている方でした(だった気がします)。

 

「お~、こちらが買主さん?お若いですね」

当時の私は35歳。今でこそ20代のオーナーも珍しくありませんが、出遅れたと思っていた私ですが、世間的に見れば確かに35歳で一棟物のオーナーになるって、すごいことだったのかもしれません。

 

戦慄の銀行応接室

次にやってくるのは銀行との「金消契約」です。「金銭消費貸借契約」を銀行と締結する日ですね。この契約が終われば、一般的には融資は確定です。(絶対100%ではありません)

 

A社担当(くどいですが、美人女性)と、銀行を訪問します。S銀行側担当者は、びしっと決めた30歳前後の男性。ワタミの渡邉会長っぽい雰囲気。

 

必要な書類を改めてお渡しし、様々な書類に記入していると、

「あれ、この某銀行の通帳、長期間記帳していなかった部分が一括記帳になってますね」

と指摘されました。

 

確かに、普段カードでお金をおろすばかりで、通帳に記帳する習慣がなかった私は、今回の取引に当たって改めて全通帳を記帳したのですが、頻繁に出し入れのあるメイン口座の通帳が、半年分くらい一括で記帳されてしまってました。「入金3,000,000、出金2,700,000」みたいな感じで。

 

「これでは、滞納などがなかったかの確認が取れないので、銀行で正確な入出金記録を出してもらってください。いつまでに?今すぐ。な~う

 

冷静ですが、言い訳を許さない口調でそう指示され、担当と二人ですぐそばの某銀行支店へ。窓口で事情を話し、30分ほど時間がかかりましたが何とかプリントアウトした明細を入手しました。

 

改めてワタミ会長・・もとい、S銀行担当者と向かい合う私。緊迫した銀行応接室。A社担当も、ここでちゃぶ台返しがあっては今までの苦労が水の泡ですので、口数も少なくなってます。

 

その時、渡邉 美樹会長・・もとい、S銀行担当者の口からさらに思いもよらぬ言葉が。

「この月の、この月賦の引き落としが、数日遅れてないですか?」

 

え?

遅れてましたっけ?

え?

 

私も覚えていませんでしたが、本来毎月26日に引き落としのあるはずの金額が、土日祝日を挟むレベルではないくらい遅れてました。

 

凍り付く会議室。乾いてくる私の口。黙り込んだ担当者(くどいですが美人

 

銀行も融資したい、これホント

しかし、さらに驚く言葉がS銀行側担当者から発せられます。

「A社担当さん、3日後までに、ここの数字をうまいこと26になおしておいてください。ちょうどいいようなフォント探して。うまいことお願いします。コピーでいいんで。」

 

あ~、そういう世界なんですね。

あざっす!

うまいことお願いします!

 

そりゃあね、銀行側担当者としても、ここまで来て、こんなことですべてをお釈迦にしたくないですよね。この経験は、金融機関との付き合い方に、大事な気づきを与えてくれました。私もひとつ大人の階段を上りました。

 

そして、いよいよ銀行での決済日を迎えます。普通は委任するらしいですが、私は初めての経験ですので同席しました。

予定時刻ちょうどに銀行に到着すると(ホントにギリギリでした)、既にほかの皆さんはお集まりで、粛々と手続きが進みました。

司法書士の先生が、わざわざ東京から来られてたのは「無駄だな~」と思いましたが、まあ、特にサプライズもなく決済完了。

こうして、若干のすったもんだもありながら、晴れて小さいながらも一棟RCのオーナーとなれたわけでございます。

 

融資の裏側

1棟目購入までのストーリーはこんな感じですが、最後に、みんな大好き「裏話」的なことを書いておきます。好きですよね、個人信用情報に載るとか載らないとか、、、私は大好きです(笑

 

ひとつは、上に書いた、銀行さんが助け舟を出してくれた話。

もう一つは、そもそもこの物件、4800万円で出てましたが、私が購入する直前に4400万円に値下げされてました。しかし、ポータルサイトなんかには4800万の情報しか載ってないタイミングだったんです。

 

前回のお話で、750万円かき集めたと書きましたが、それはもちろん本当です。では、果たして私がいくらの金消契約を銀行と結んだのか・・・、

 

おや?どこからともなく「みなまで言うな」という声が。

 

・・・忖度、いい言葉ですね。