新規取引は難しくなってます

私くるまにあは、主に5行と取引があります。ほとんどが法人での取引です。

 

そうすると、年に1回決算書を持参しますよね。その法人の決算時期になると、銀行担当者から電話が入り、「いつが決算でしたっけ?あー、そうそう8月でしたね。じゃあ10月末に決算書できるでしょうから、出来上がったら一度お持ちいただけますか?」って感じですね。

 

で、訪問すると、新しい案件でもあればそれを持ち込んだりするんですが、無ければ軽く今後の融資の可能性や、その銀行の最新情報を聞き出そうと

するわけで、今年の春以降の話はほとんどが、「新規のお客様との取引はほとんど閉めている」ということ。

ホントにことごとくその話になります。

 

先日S銀行に決算書を持参した時の話(東海のS銀行ではないです)。

私「S銀行さんも、やっぱり今は不動産はあまり芳しくないですか?」

担「そうですね、ほとんどゼロです。」

私「実は具体的な話じゃないんですが、今度〇〇について取り組もうと考えていて、いま出してくれそうなところというと信組・信金さんくらいですから、X信用組合にお願いしてみようかと思ってます。御行が難しいだろうなというのは感じていたので(笑」

担「あれ、あそこも今は既往先だけって聞いてますよ?」

私「あれ?言ってませんでしたっけ?私あそこの▲▲支店で取引ありますよ。別の法人ですが。」

担「あー、そうでしたっけ。」

 

なんて会話が交わされました。あ、ちなみに上記会話には、「伝えていたか伝えていなかったかもはや覚えていない別法人の存在を、さも前々から伝えていたかのように話すことで、当たり障りなく銀行に開示する」、という高等テクニックも使っています(笑。

 

上記会話が交わされる1週間ほど前には、まさにそのX信用組合▲▲支店で、

私「実は今度〇〇に取り組もうと思っているんですが」

担「〇〇ですか、分かりました。若干、普通の案件ではないので、どういう方向に行くか分かりませんが、もちろん前向きに検討させていただきます。」

私「でも最近は、新規案件はどこも厳しいらしいですよね?」

担「そうですね、私どもも、「新規お客様」は確かに非常に厳しくなってますが、くるまにあさんのような既往先は、今までと全く変わりません。引き締めとかもありません」

 

こういった会話が交わされてました。

そう、既往先、つまり既存取引先であれば、今でも取り組める金融機関は結構あるんです(もちろん、既往先でも不動産自体閉めてるところもあります)。

 

物件価格はまだまだ高止まりしている。しかし、融資は厳しさを増している。それが今の市況と言えそうです。

 

しかし、これだけ新規融資が厳しくなってくると、特にサラリーマン向けの新築アパートなんかはもっと出物があってもよさそうなんですが、何しろ土地が下がらないので、どこも利益を削って何とか利回り7%くらいを確保するのがやっとという状況のようですね。

 

こういう時は、小さな物件や築古戸建てなどで、少額ながらも金融機関との取引実績を残すのが定石なのでしょうが、しかし既往先となってもその次に大きな融資が引けるかどうかの確証はないわけで、なんとも難しい時期に入ってしまったなと感じます。

 

私も、借り換えならともかく、新規案件を持ち込んでまともに検討してもらえそうな金融機関って、2つ3つしか付き合いがありません。残りは、取引があっても次の案件は難しい感じです。肌感で(自己資金たっぷり入れれば別ですが)。

 

当面は、本当に取り組みたい案件に絞って、じっくりとやるしかなさそうです。