RX納車されました。

1/17にLEXUS RXが納車されました。当初は2月になるかもと聞いていたので、意外と早かったなと感じます。

当日の朝、それまで5年ほど乗ってきたエスティマから、下取りに備えて余分な荷物を降ろし、軽く掃除しました。正直、5年前に購入した時点で6年落ちの中古車で、あまり愛着は沸きませんでした。当時すでに1棟目の不動産を購入し、その後物件を増やせずくすぶっていた時で、「いつになったら好きな新車を買えるんだろう」と、エスティマには申し訳ない気持ちを抱いていました。さらに、昨年は左側面後部を大きくこすってしまって、さらに愛着も低下していたのが本当のところです。何だか古女房にケチをつける旦那みたいで、そんな自分にも腹が立ったり、複雑な心境でした。

掃除しながら、2007年か8年に、6年所有したハリアーを下取りに出した時のことを思い出しました。私は、初代ハリアー(つまり初代RX)を現金一括で新車で購入したんです。2002年頭のことです。あのコンセプトとデザインに一瞬でやられました。本気で欲しいと思い、これこそ自分にピッタリな車だと信じ、なんとかお金を工面し、購入しました。そんなハリアーも6年落ちとなり、子供も二人目が生まれるとなって、いよいよミニバン(エスティマの前に乗っていた初代アルファード)に買い替えることに。

アルファードが納車された日、ショップにハリアーを残してお別れし、アルファードで帰路に就いたんですが、その車内で2歳の長男が「ハリアーにもう乗れない」ということに気づき、しくしく泣いていました。私も、初めて買った新車で、本当に心から気に入って購入した車でしたから、長男の涙を見て感慨深いものがありました(ハリアーに対してもそうだし、息子の感受性に対しても)。

今回、納車前の掃除をしながらその時のことを思い出し、エスティマに対してそんな気持ちになれない自分を、何やら罪深い気がして、半ば罪滅ぼしのような気分で掃除してやりました。

が、

ディーラーにつくと、先ほどまでの神妙な気持ちはどこへやら。「うひょー、俺様のRX!黒メタがカッコいい!やっぱりSUVだな。ミニバンなんて乗りたくて乗る奴はいないよな」ってなもんで、納車の儀を済ませ、晴れてディーラーを出るときにはもはやエスティマのことなど頭の片隅にもなく…。はい、偉そうなこと言っても、私の義侠心なんてこの程度です(キリッ)。

RXは、2リッターターボのRX300(2018年モデルから、200tという表記ではなく300という表記になった)で、AWDのFスポーツ、オプションてんこ盛りです。思ったより燃費が悪く、頻繁にGSに通ってますが、それ以外は満足です。特にアダプティブハイビームの頭の良さには感動。自分の車線前方に車がいたり、対向車がいた場合には、その部分だけロービームにしてくれて、いなくなったらまた自動でハイビームに。そういう制御を細かく自動でやってくれます。自分は常時ハイビームでただ運転するだけ。これはすげえなと思いました。

実はRXを購入するにあたって、一番心情的にネックになったのは、AWDの方式についてです。レクサスのHPなどでもあまりはっきり記載がありませんが、おそらくRXのAWDは、ビスカスカップリングを使ったFFベースのAWDで、単にビスカスを使うだけじゃなくて当然電子制御をバンバンかまして、おそらく外気温や加速度、ハンドル操作量、そのほかもろもろの情報をもとに後輪にもトルク配分してると思います。ただし、たとえば一定速度で平坦路を巡航しているときなどは、「基本はFF」になっているはずです。

これが気に入らない!!「基本はFF」。これだけが許せないんですよね~。贅沢な話なのは承知していますが、これが初代ハリアー(つまり初代RX)や初代アルファードと同じ、「前後トルク配分50:50の機械式4WD。ただし、4WD車特有のタイトコーナーブレーキング減少を避けるために、センターデフがついており、そのセンターデフの差動制限をするためにビスカスカップリングがついている」方式であれば、全く何の問題もなく100%の満足感で乗れるんです。

あるいは、縦置きエンジンでトルセンタイプCを使ったAWDで前後トルク配分40:60が基本とか、あるいはそもそも車両自体がFRベースで、「基本はFRで、滑ったときは前輪にトルク配分される」というのであれば、これも心情的に全然問題ありません。電子制御なしでもいいくらい。満足度100%で変わらず。ただひたすらに、「通常走行時はFF」というのだけが受け入れられないんですね。(すいません、このあたり、AWD方式に興味のない方にはチンプンカンプンと思います。読み飛ばしてください)

「通常走行時はFF」になるというAWD方式ですが、この方式は燃費に悪影響が少ないので、ほとんどの日本の乗用車の4WDグレードで採用されちゃってます(電子制御の有無や細かい優劣はあると思いますが、本格的クロカンやベース車両がFRの場合以外はほとんどがこの方式)。これだと、結局はFF車でいいじゃねーかという話で、アウディのAWDがあんなに評価されるのは、やはり「縦置きエンジン+トルセンタイプC」という部分だと思います(なので、A3以下の、横置きエンジン+ハルデックスカップリング方式は評価できませんし、最近ではQ5までモデルによってはFFになったりするらしく、アウディは自分たちのウリを自ら放棄するのかと心配になったりします)。通常走行時ですら、地面をグッとつかむトルクを感じられるところがAWDの魅力だと思うので、トヨタ車はしょうがないですが、レクサス車のAWDは、もっと商品力のある方式を採用してほしいなと切に願います。

先日、レクサスのコンセプトカーLF-1がデトロイトで公開されましたが、これはおそらくFFベースではないと思われます。もちろん現在のLXも、AWD方式自体は悪路走破系としては素晴らしいと思いますが、LXはあくまでラダーフレームのトラックから派生していますので、LF-1がモノコックの乗用車でFRベースであれば、最高のレクサスオンロードSUVになると思います。私も無理してでも乗り換えると思います。

本当は願掛け旅行の話も書こうと思いましたが、長くなるのでまた次回。