やっと一歩を踏み出しました。

前々から参入しようと思っていた、旅館業ビジネスへの参入に向けて、いよいよ本気で動き出しました。形態としては「簡易宿所」ですが、前々から「土地から探して新築」する方向性ばかりを模索していたため、適した土地がなかなか出ず、動くに動けない状況でした。

今回、改めて「転貸」での事業展開もありだな、と思えるいくつかの気づきがあり、ちょうどそのころ、簡易宿所にできそうな物件情報をいただいたので、手を挙げた次第です。

博多駅徒歩10分圏内(もっと近い)で、オーナー許可はもちろん、旅館業法上の簡易宿所としての許可も得たうえで運営するわけですが、初期費用が800万円ほどかかり、毎月のオーナー様への家賃は42万円程度(今のところの想定)。稼働80%で、月30万円くらい手元に残るかなという案件です。

正直、800万くらいの借り入れで、360万/年の収益性というのは、賃貸マンションからすると非常に収益性が優れており、正直、私が総事業費19500万円で新築したマンションは、250万/年くらいしか残りません。旅館業のほうが、借金は1/25で利益は1.5倍という・・・。

ただし、まだまだ色々クリアするべき点があり、①オーナー様側の意向(特に家賃)、②私の設備資金融資の可否、という2点が特に大きい点です。

融資については、私は基本的に賃貸用アパートやマンションという、担保がしっかり存在する融資しか受けたことがありません。個人向けパッケージローン1件と、残りはすべて地銀や信組のプロパーですが、いずれにしろ「事業」としての融資というより「不動産担保」に対する融資です。

今回は、不動産の購入は行わず、あくまで転貸で、簡易宿所として利用するために必要な設備投資資金の融資ということになります。脱サラしてラーメン屋を始めるとか、美容師さんが独立して自分のお店を持つとかと同じ意味合いですね。

私は、当初から、新築RCマンションの融資を受けている信組さんにお願いしようと決めていました。以前決算書を持参した際にも、旅館業への参入を模索しているので、融資のお願いにうかがうかも、ということも伝えていました。

設備資金融資

そこで先日、いったん先に事業計画書はFAXしたうえで、数日後に信組さんへ融資のご相談にうかがってきました。

希望額には、「初期設備投資の費用」+「当初2か月分程度の家賃」も入れていましたが、やはり家賃は「設備資金」ではなく「運転資金」となってしまうので、その部分は元金据え置きなどで対応するとして、あくまで設備資金部分のみの融資ということで検討いただけるということになりました。

また、私は勝手に「最近流行りなので、こういう相談はたまにあるだろう」と思い込んでましたが、実際にはその支店に持ち込まれたのは初めてのケースらしく、福岡県の制度融資を使う形で(つまり事業が失敗しても信組さんにはケガが及ばない)組み立てよう、ということのようです。

私は政策金融公庫もまだ利用しておらず、もしこの案件がうまくいった場合は、次の案件は公庫に持ち込んでみようかなとも考えています。うまくいくとなったら、早期に拡大したいので。

居住系賃貸と旅館業は、うまく補完し合える事業だと感じます。賃貸業は、手残りは少ないですが、資産形成が同時に行えますし、ある意味「手堅い」。旅館業は、手残りは多く、ただし資産性は無い。この2者をうまく組み合わせて、さらにもう一つ事業を組み合わせられれば、私の2019年6月までのビジョンは完成します。

何としても実現したい案件です。今後も動きがあればご紹介していきます。